出典:BALMUDA
『BALMUDA The Toaster』
デザインの良さは言うまでもないが、「トーストを科学する」というコンセプトのもと搭載されたスチームテクノロジーと細やかな温度制御は、なるほど美味しいわけだと納得させられる。たかがパン、されどパン。試す価値あり。
- リベイクに適したスチーム調理
- 上下ヒーターによる細かい温度制御
- スチームを使わない3段階の温度設定
- どの面から見てもすっきりしたデザイン
- ボイラー部分の手入れが必要
★総合評価:4.5/5.0
デザイン | |
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機能 | |
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やっぱりパンが好き
(「導入やお知らせはいいから、製品紹介が見たい」という方はこちら➡︎製品紹介)
言わずと知れたバルミューダのトースター、その名も『BALMUDA The Toaster』。
概要 | BALMUDA The Toaster | バルミューダ
大のパン好きの私としては、2015年の発売当初から気になってはいたものの、トースターとしては高額なためなかなか手を出せずにいた。
ところが驚いたことに、「家電は最低限の機能があればいい」という考えの、特にパン好きでもない夫が「買ってもいいかも」と言う。
どうやらGetNaviの記事に影響されたらしい…。
気が変わらないうちに急いで買わないと!
2016年に念願叶ってGet。
余談だが、「ゲットナビ」のパロディで「ゲットにゃび」という雑誌が発売された時、猫好きの私のために夫が買ってきてくれた。
交換対応
1年経たないうちに食パンを2枚焼いた時に左右の焼き色に差がでるようになり、メーカーに相談したところやはり不具合だったらしく、2017年春発売予定の新型に交換してもらえた。
出典:BALMUDA
2015年から発売されている初期の型番のものの一部に不具合が確認されており、現在はすべての対象製品について現行製品への交換対応を行っているそうだ。
該当の旧製品をまだお持ちの方は、現行製品はだいぶ改良されているので申し出ることをお勧めする。
2015年発売モデルと2017年春発売モデルの違い| バルミューダ
対象製品・型番
品名: BALMUDA The Toaster(バルミューダ ザ・トースター)
型番: K01A-KG、K01A-WS、K01A-GW(2015年発売、2017年1月生産終了)
※型番K01E(現行シリーズ)は対象外
詳細はバルミューダHP参照⬇︎
概要・お申込み | バルミューダ ザ・トースター無償製品交換プログラム | バルミューダ
デザインは言うまでもない
パンがめちゃめちゃ美味しく焼けるらしい、という噂はもちろんのこと、その見た目が素晴らしいことはとても気になっていた。
グッドデザイン賞金賞も受賞している。
側面や背面から見てもすっきりしていて、置き場所を選ばないところは特に高ポイントだと思う。
出典:BALMUDA
色で迷う
当時はブラックとホワイトの2色のみで、優柔不断な私はどちらにするか相当迷った。
(その後グレーも出た。)
その頃、家具や家電は白で統一しており、ホワイトも安っぽい白ではなく高級感のあるマットな白だったので、だいぶホワイトに傾いていた。
出典:BALMUDA
が、やはり白は汚れやすいと思われ、せっかくのデザインが見た目が汚くなってしまっては元も子もないので、ブラックにすることにした。
ヒーターが点くと庫内が赤くなってまるで窯のように見えることも決め手だった。
出典:BALMUDA
実際に使ってみると、油が付いた部分のテカりが少し気になるものの、ざらっとした質感やマットなブラックに映えるさりげないゴールドのラインとロゴが気に入っている。
数年経った今も、外観の劣化はほぼ感じられない。
現在はホワイト×ブルーとショコラも出ている。
出典:BALMUDA
「トーストを科学する」らしい
やはり毎日食べる食パンが美味しく焼けるのは嬉しい。
冷凍したパンは普通のトースターでそのまま焼くと焦げてしまうが、1分追加で遜色ない焼き上がりになるのはすごい。
同じくチーズトーストもチーズが溶けるまで焼こうと思うと、普通のトースターでは下の面が焦げて硬くなってしまうが、チーズにほどよい焦げ目をつけながら下の面はふんわりした食感を失わない。
出典:BALMUDA
それを可能にしているのが、「スチームテクノロジーと細やかな温度制御」。
焼き始めから焼き上げまで、温度帯を細かく管理しながら上下ヒーターをそれぞれ調節しているらしい。
最初は低い温度のスチーム調理でパンのやわらかさと風味をよみがえらせ、最後に高温で表面をカリッと焼き上げる。
実際に焼ける様子をじっと見ていると、最後の数十秒で一気に焼き色がついていくのがわかる。
パンに適したモードが選べる
どれも美味しそうでついついたくさん買ってしまう惣菜パン。
あったかいほうが美味しいに決まっている。
でも、レンジでチンするとふにゃふにゃ⤵︎
それがこのトースターなら、「リベイク」で焼きたての味に☆
普通のトースターだと焦げてしまうクロワッサンは、「クロワッサンモード」で表面はサクッと中はふんわり。
表面もやわらかく仕上げたいあんぱんなどは、「フランスパンモード」で。
スチームを使わないモードもあり
普通のトースターでできることは、もちろんこのトースターでもできる。
水を入れずに「170/200/230℃」の温度を選ぶだけ。
グラタンが温かい場合は高い温度で短時間、冷めている場合は低い温度で長時間。と具の状態に合わせて調節できるのは、焼き上がりにムラがなく仕上がるためとても便利だ。
手入れしやすい
パンくずトレイ、焼きアミ、ボイラーカバー、給水パイプは簡単に取り外し可能で、こまめに洗ってきれいな状態を保てる。
ただ、ボイラー部分については水が蒸発するため、水に含まれる成分などが白く残ったり、熱によって茶色くなったりする。
この部分はメラミンスポンジなどでこすっても取れないので、クエン酸による手入れなどが必要。
細かい手入れ方法が動画などで紹介されている。
お手入れ方法 | K01E | BALMUDA The Toaster | サポート | バルミューダ
K01E | BALMUDA The Toaster | サポート | バルミューダ
おすすめのラックとトング
このトースターの、サイズだけでなくデザインにも合うラックを探すのに結構苦労した。
ラックを使わずシンプルに厚めの板の上に置くだけ、というのもお洒落かもしれない。
食器棚の家電を置ける部分の高さがあまりないので、一般的なトースターラックのように高さがあるものは選べず、たどりついたのが「tower タワー レンジ上ラック ブラック」。
思いのほか雰囲気もピッタリで、気に入っている。
ちなみに、同じラックのホワイトの上下段に2台のPS4を置いて使っている。
焼きたてのパンを手で取り出すとアチッとなるので、トングを使うのがおすすめ。
トングは「Dreamfarm ドリームファーム 置き楽トング」。
トースターの上に常に置いているが違和感もなく、挟む部分が下につかないところがGood。
ボタンを押し込むと、閉じたままロックすることもできる。
これで、「象印の炊飯ジャー」に続き、マットブラックトリオのうち2点目の「バルミューダのトースター」が紹介できた。
ちなみに、炊飯器を購入する際、既にバルミューダのトースターを持っていたので、「BALMUDA The Gohan」も候補に挙がっていた。
が、構造的に問題ありとの多数の酷評レビューを見て却下になった。
やはりレビューは大事。
まあ、保温機能がないというのが目をつぶれない点だったことも確かだ。
次回は、センターに位置する「ビタントニオのケトル」をご紹介☆
ご質問等あれば、私が答えられる範囲でご返答します。
コメントよりお気軽にどうぞ☆
★今回ご紹介したmono★