mono

好きな「モノ」に囲まれて暮らす

「いかにも炊飯器」と感じさせないシックなスクエアフォルムは、もはやインテリア

象印の炊飯器STANブラック

出典:ZOJIRUSHI

 

『ZOJIRUSHI STAN.シリーズIH炊飯ジャー NW-SA10 ブラック(BA)』

価格のわりに機能の物足りなさはあるが、デザインの良さがそれを補って余りある。圧力炊飯器のもちもち感を求めないならオススメ。

 

  • シンプルでフラットなデザイン
  • 洗う点数も少なく手入れしやすい
  • 操作しやすい簡単メニュー
  • 高機能はなし
  • 炊いた米はかため

 

★総合評価:3.5/5.0

デザイン 
機能 
価格 

 

 

炊飯器の買い替え

 

(「導入や選び方はいいから、製品紹介が見たい」という方はこちら➡︎製品紹介

 

2010年に購入したSANYOの圧力IHジャー炊飯器(おどり炊き)が9年経ち、少し吹きこぼれるようになってきた。

予約や保温も問題なく使え普通に炊けるため、おそらく内ぶたパッキンの劣化によるものでパッキンを替えればまだ使えると思ったが、いい機会なので炊飯器ごと買い替えることにした。

今回の記事はそんな昨年12月の話。

炊飯器の選び方で悩んでいる方の参考になれば幸いだ。

 

まず炊飯方式で悩む

 

炊飯器は、加熱方式によりタイプが分けられる。

種類の説明についてはここでは割愛する。

 

現在の主流はIH炊飯器だが、問題はただの「IH」にするか、「圧力IH」にするかだ。

前述のとおり、これまで使っていたものは「圧力IH」。

甘くてもっちりとした食感が好みの私にとっては、「圧力」はマストだと思っていた。

 

家電量販店へ

 

一応実物も見てみようと家電量販店へ行き店員さんに話を聞いてみると、最近は高級志向らしく高性能で高価なものが売れ筋だと言う。

「じゅ、10万⁉︎」

「毎日ご飯食べますよね。お米の味は炊飯器で決まるんです。」

 

確かに、主食であるご飯が毎日ずっと美味しく食べられるのなら、お金のかけどころとしては間違っていないのかもしれない。

 

チェックすべきポイント

 

ネットの情報などを参考に、私が検討の材料にしたのは主に以下についてだ。

 

使いやすさ

 

今の炊飯器は進化していて「可変圧力」や「スチーム」なるものまであるらしい。

よりもちもち感を引き出し、時間が経っても美味しいご飯が食べられる機能だと聞き飛びつきそうになったが、「水を入れないといけない」「洗う部品が多い」という手間が増えるのはネックに感じた。

 

内釜

 

内釜の素材や厚さも重要らしく、「まるで窯で炊いたような」が売りのものはまさに「土釜」で、厚さも重さも相当なもの。

落としても割れにくくなっていて長期間の保証があるとは言っても、毎日扱うのは大変そうだと思い断念した。

 

サイズとデザイン

 

それなりの機能がついたものは、やはりだいぶ大きくかなりの存在感がある。

大家族でキッチンも広ければ問題ないのだろうが…。

 

また、ほとんどの炊飯器は丸みを帯びていて、トップにも出っ張りがあったりフラットなものは少ない

 

悩んだ結果

 

前述してきた問題点をほぼ解決してくれたのが、今回紹介する『ZOJIRUSHI STAN.シリーズIH炊飯ジャー NW-SA10』だ。

(ここまで長かった…。笑)

 

IH炊飯ジャー|STAN.|象印|商品情報

 

象印STAN.シリーズIH炊飯ジャー上からの写真

ZOJIRUSHI STAN.シリーズIH炊飯ジャー NW-SA10 ブラック(BA)

出典:ZOJIRUSHI

 

STAN.をオススメする理由

 

すべては書ききれないので、私が特筆すべきと思う点は以下のとおり。

 

操作性よし

 

メニューがシンプルでボタンが少ないので、年齢問わず操作しやすい。

 

内釜が軽く手入れしやすい

 

象印STAN.シリーズIH炊飯ジャーの内釜と内蓋

洗う部品は内釜と内ぶたの2点のみ

内釜は軽く、内ぶたもシンプルな構造なので洗いやすい。

内釜を入れる庫内とフチの部分もフラットになっていて手入れしやすい。

 

f:id:otsum:20200503205025j:plain

f:id:otsum:20200503205050j:plain

 

もちろんトップもフラットなので、サッと拭くだけでOK。

象印STAN.シリーズIH炊飯ジャーは上面フラット

出典:ZOJIRUSHI

 

一にも二にもデザインが最高

 

手入れのしやすさにも通じるが、デザインはシンプル。

スクエア型でマットな質感は私にとって一番のポイントだ。

 

何より、すでに購入済の「バルミューダのトースター」と「ビタントニオのケトル」に色と質感がとてもマッチしている。

 

バルミューダのトースターとビタントニオのケトルと象印の炊飯器

マットブラックトリオ

 

この2点については、別の記事でご紹介。

 

私が購入した時にはまだなかったが、現在ホワイトも販売されている。⬇︎

 

象印STAN.シリーズIH炊飯ジャーのホワイト

ZOUJIRUSHI STAN.シリーズIH炊飯ジャー NW-SA10 ホワイト(WA)

出典:ZOJIRUSHI

 

一応気になる点にも触れる

 

良い点ばかり示してもあまり参考にならないと思うので、悪い点とまでは言わないが、私が使ってみて感じた気になる点についても触れておく。

 

機能はそこそこ

 

同じ価格帯の炊飯器に比べると、機能的には少し物足りないかもしれない。

ただ、機能性とデザイン性を両方叶えてくれるものはなかなかなく、あるにはあるが大型で高価なものになる。

その点でこの炊飯器は、「価格・機能・デザイン」のバランスが取れていると思う。

 

音は大きめ

 

炊飯中の「ブーン」という音(冷却ファン)や保温中の「ジー」という音(マイコン)は、気になる人は気になるレベルかもしれない。

ただ、圧力炊飯器の炊飯中の「プシュー!シュッシュ!」という機関車のような音に比べれば、私は気にならない程度だ。笑

 

お知らせ音は大きめ

「メロディ」「ブザー」「サイレント」と選べるが、音量は調節できない。

私はメロディにしているが、深夜に翌朝の予約炊飯をセットする際、予約ボタンの後に炊飯ボタンを押すと大きい音でメロディ(きらきら星)が流れるので、その時は少し気になる。

ただ、炊き上がりをメロディ(アマリリス)で知らせてくれるところは気に入っている。

 

NW-SA10の取扱説明書・お料理ノート | 取扱説明書 | お客様サポート | 象印

 

もちもち感は求めてはいけない

 

「圧力」ではないので、「やわらかめ」を選んでもやはり少しかために感じる。

 

先日紹介した「ノーリツのテーブルコンロ」は炊飯機能も付いているので(まだ使ったことがない)、ガスで炊いて電気釜で保温するのがベストなのかもしれない。

もちろん手間も洗うものも増えるが…。

 

はっきり言ってしまうと、デザインが気に入りすぎて「当初一番重要だと思っていた『もちもち感』」がないことには目をつぶったということになる。笑

 

ちなみに夫はかためが好きで美味しいと言って食べているので、まあよしかな?

 

ご飯よりパン?

 

実は私はご飯よりパン派。

次回は私のようなパン派にオススメしたい家電

バルミューダのトースター」をご紹介。

 

mono.otsum.com

 

ご質問等あれば、私が答えられる範囲でご返答します。

コメントよりお気軽にどうぞ☆

 

★今回ご紹介したmono★